木育(もくいく)

「子どもの頃から木を身近に使っていくことを通じて、人と木や森との関わりを主体的に考えられる豊かなこころを育むこと」

「木とふれあい」
心の健やかな発達のために、木の道具を使う事や生活空間に木を増やし、積極的に関わること

「木に学び」
遊びや日常の中で、「モノを想像する知恵や力」を養っていくために、森林や木材、気を取り巻く環境を地域のさまざまな学びの中に取り入れること

「木と生きる」
森と気を通じた暮らしの中から「人間が本来生きるための本質的な力」を呼び起こし、共に生きるものにすること

どんぐりでは

森に行くことができなくても、普段づかいのモノ、子どもたちが使うモノなどに、木を取り入れることで、心豊かな時間を過ごすことができます。

このような「木育」の基本的な考え方を、保育に組み入れ「どんぐりで体験できる木との触れ合い」をテーマに木育を進めています。

食育(しょくいく)

朝ごはん・昼ごはん・夕ごはん、きちんと食べているかな?

ごはん・野菜・肉・魚など、何でも好き嫌いせず食べているかな?

食べ物の安全について知らなまま食べていないかな?

食べ物がどこで作られているか知っているかな?

食べ残していないかな?

みんなのすんでいる所で昔から伝わる料理を食べた事があるかな?

「食育基本法」の定める「北海道食育推進行動計画」に基づき「食育」を進める取り組みをしています。

どんぐりでは

食育で学び実践する項目の中から、以下の項目を抽出し実践しています。

  1. 食を楽しむ
  2. 味覚を育てる
  3. 食べ物と心や体の関係を知る
  4. 食べ物の大切さを知り、自然の恵みに感謝する
  5. 食べ物の作られる過程などを理解する

どんぐり畑で育てた「有機栽培の無農薬野菜」を、子ども達が自分の手で調理し食べる体験を行っています。

給食にも、子ども達の育てた野菜や地域の農園の果樹園よりいただく季節の食材を使用し、食材の旬の時期や季節に配慮しています。

果物狩りや、田植え、稲刈り、しいたけの収穫体験などを通して、生産者の方々と会い、お顔を見ることができる機会を持つ「食」に関わる体験も多く取り入れます。

自然教育
(しぜんきょういく)

身近な豊かな自然との触れ合いを大切にし、 様々な関係機関や協力していただける方と自然体験をする機会をたくさん持つことで、 自然との大切さに気づき、自然の「めぐみ」に感謝しながら自然と共に生きるという、未来を生き抜く力を育むことです。

どんぐりでは

菜園の世話や収穫・・・種や苗から育て、雑草抜き、収穫まで先生と一緒に子ども達の手で行っています。

植林活動やそれに伴う苗の育成・・・林業試験場や近くの公園で拾ってきたどんぐりの実などを植えて、植林用の苗を育て、地域の植林活動へ参加しています。 (木育のコンセプトにも関わります)

花摘み体験・間伐体験…等・・・様々な関係機関や協力していただける方と地域の特色を生かした自然体験の機会を多く取り入れ、自然に触れていきます。